第二次世界大戦 米軍 米陸軍士官用オーバーコート ライナー付42R

アメリカ軍実物の将校用オーバーコート（Overcoats, Field, Officers, O. D. 7）と専用ライナーのセットです。
色はOD（Olive Drab オリーブドラブ）となっております。
ライナーは必要に応じてボタンで着脱可能です。
前あわせはボタンフライ開閉式で、ライナーもボタンフライ開閉式なので、ライナー単体でも着用できるように作られています。
オーバーコートには内ポケットが3カ所についており、うち2カ所へはオーバーコート表面のボタンをあけてアクセス可能です。
ライナーにフラップ（蓋）なしのポケットが2つ付いており、オーバーコートの内ポケット2カ所と同様にもこちらへも表面からアクセスできます。
袖口はボタンで絞ることができる作りです。


表記サイズ：42R（欧米のSMEDIUM寸程度です。ラベルの表記サイズがマジックで塗りつぶされていますが、実寸サイズと他の米軍の被服の42Rと比較した限りは間違いではなさそうです。第2次世界大戦後のM1950Aオーバーコートではサイズ展開が異なるので、その関係と思われます）
実寸サイズ：肩幅＝49cm　身幅＝63cm　着丈＝120cm　袖丈＝65cmですが、素人計測のため、多少の誤差はご了承ください。防寒装備のため、大きめの作りです。
オーバーコート製造ロット：Aug. 14. 1944
ライナー製造ロット：Jan. 12. 1944
製造メーカー：Phila. Q. M. Depot
状態：中古。米軍実物放出品。15枚目の写真のようにコート内側の首元についたラベルが破れています。16枚目の写真のようにシミがあり箇所があります。17〜19枚目の写真のようにライナーに破れや虫食いがある箇所が複数あり、19枚目の写真のようにライナー右袖の裏地が激しく破れた状態です。ライナーの破れや虫食いはコートに取り付ければ、コート外側からは目立たず、このまま着用できます。
備考：WW2後のM1950Aオーバーコートとよく似ていますが、ライナーの仕様やサイズ展開など差異があります。