米軍放出プロテック クラシックスケートヘルメット初期型MEDIUM

アメリカ軍放出のPROTEC製実物CLASSIC SKATE HELMETです。
色はブラックですが、元は赤色だったのを黒色に塗装したものとなっております。
しかし、だいぶ塗装が剥がれており、元の赤色の部分がでてしまっている箇所も多いです。
正面に4つナイトビジョンマウント用の穴が開いており、ANVISマウントを直付けしていたものと思われます。
製造が中国ではなく、アメリカだった古めの年代のもので、ライナーの一部が白色だったり、チンストラップ（顎紐）のプラスチックパーツの仕様が異なるのも古い年代のものの特徴です。

プロテックヘルメットはプラスチック製なので、防弾性能は皆無ですが、高い耐衝撃性能があり、軽量なので、各国の軍や法執行機関において使用されていました。
こちらはANVIS用マウントを取り付けていた形跡があるので、米陸軍特殊部隊もしくは米空軍特殊部隊で使用されていたものの可能性が高いです。
ブラケットを使わずにANVISマウントを直付けする事例はCAG（デルタフォース）で多く見られましたが、他部隊ではまったく使用例がないわけではないので、CAG以外での使用品の可能性も十分あります。
塗装の剥がれ方の形跡をみると、両側面と頭頂部には元はベルクロをつけていたようですが、剥がされているようです。
クラシックスケートのようなハーフカットタイプのプロテックヘルメットは米海軍特殊部隊でも一部使用されていました。


表記サイズ：なし（他の同社製ヘルメットとの比較からすると、MEDIUMサイズと思われます。比較対象がX-LARGEだったので、LARGEの可能性もありますが、SMALLということはないです）
状態：中古。米軍実物放出品。前述のように塗装が剥がれている箇所が多々あります。チンストラップは付属していますが、固定金具が一部破損しているので、取り外した状態です。ライナー固定のベルクロが一部劣化したり剥がれたりしていますが、現状はこのまま使用できます。
備考：特殊部隊でカスタムされたヘルメットはあまり放出されてこないので、資料価値の高い品です。チンストラップの取り付けに使う金具はホームセンターなどで代用品がみつかるかと思います。