韓国軍 海軍海兵隊ブロックパターン迷彩 上下セット 刺繡パッチ付き

テーラーメイド品と思われる大韓民国軍実物のシャツとトラウザーズのセットです。
色は石垣迷彩やブロックパターンと呼ばれる1980年ごろから1990年代初頭まで韓国軍海兵隊で使用されてた迷彩となっております。
胸ポケット2つと左袖ポケットのシガーポケットというポケット配置です。
胸ポケットはベルクロ開閉式で、シガーポケットにはCSK製ナイロンジッパーが使われています。
ジャケットの前合わせはボタンフライです。
開襟での着用前提での製造のようで、前合わせにはもともと第1ボタンがありません。
パンツはハンドウォームポケット2つ、カーゴポケット2つ、裾ポケット2つ、尻ポケット2つというポケット配置です。
カーゴポケットはベルクロ開閉式で、他のポケットはいずれもフラップ（蓋）があるのであってもベルクロやボタンはついていない仕様となっております。
パンツの前合わせはナイロン製ジッパーと金属ボタンと金属ホックの併用で、フロントジッパーはSYK製ナイロンジッパーです。
おそらくパンツはウエストを製造時より大きく直したものと思われ、その際にホックは後から追加されています。
上下ともラベルやスタンプはもともとない仕様です。

ジャケットにはネームテープが縫い付けられているほか、ROK Marine Corps（韓国海兵隊）の文字列、海軍降下章、奇襲特攻徽章、韓国海軍海兵隊エンブレム、名前や大韓民国海兵隊の文字列の刺繍入りです。
パンツにはROK Marine Corpsや名前や大韓民国海兵隊の文字列と韓国海軍海兵隊エンブレムの刺繍が入っています。
それぞれ漢字表記とハングル表記なのでわかりにくいですが、刺繍されている名前から判断して、同一人物の着用品です。

こういった刺繍入りの海兵隊の服や帽子が多数見られますが、この類のものは戦闘服や作業服としての目的ではなく、外出服として作られた場合が多いです。
また、前述のようにこの迷彩は本来は現在使用されていない迷彩ですが、退役軍人などに需要があるためか、テーラーでは現在も製造されています。
おそらく現役の軍人が外出服として使う事例は現在でもあるかと思います。


実寸サイズ：肩幅＝52cm　身幅＝59cm　着丈＝79cm　袖丈＝60cm　ウエスト＝80cm 股下＝78cm 総丈＝111cmですが、素人計測のため多少の誤差はご了承ください。ジャケットが欧米のMEDIUMサイズ程度、パンツが欧米のSMALLサイズ程度となっております。
状態：中古。韓国軍実物放出品。前述のようにウエストを大きく直した形跡があり、その関係でパンツの裏側に縫製があまりところがあります。現状は特に問題ないです。その他、多少の小傷や細かい汚れはありますが、特に破れなどはなく、状態は良いと思います。
備考：韓国海軍装備で官給品はあまり放出品がなく、こちらのようなテーラーメイド品の放出が多いです。特にこの迷彩の装備はテーラーメイド品が多く、官給品の流通があまりありません。